今日のまめむ

初めて我が家に文鳥の「まめむ」がやって来た!文鳥ビギナーの飼い主がありのままの鳥との生活をお送りします。

華麗なるまめむ一族(?)の食卓~文鳥のごはん③~ ペレ食いのまめむ誕生秘話

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まめむ「ぐ・ぐぬぅ・・・うごけぬ!何をするカイヌシ」

カイヌシ「爪の伸びた子は保定してチョキチョキだよ」

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まめむ「まったく!なにするでござるか!プンスカ!!」

 

 

***

 

 

みなさんこんにちはー

保定する時は猛禽類が獲物を襲うかのごとく素早く!!

そんな?肉食系?カイヌシによるまめブロのお時間です。

 

今回は「文鳥のごはん」第3回

世のぶんちょ飼い主なら誰しも一度は考えたことのある・・・かもしれない『シード食からペレット食への移行』をお送りします。

それではー

レッツ!ぶんちょライフ!!!

 

 

話はお迎えしてすぐの健康診断の時にさかのぼる。

お医者さんに「将来はペレットをもりもり食べる子にしたいんですよー」と伝えたところ、サンプルのペレットをいくつかもらった雛ぴっぴまめむ。

まぁでも、どの飼育本にも「ペレットは嗜好性が低い」と書いてある通り、シードと一緒に置いておいただけでは当然のことながらほとんど手を付けず。

とりあえず味に慣らすために細かく砕いてシードにフリカケのようにかけてみるものの、食べているんだかいないんだか・・・

 

しかし!

カイヌシがまめむをシード食いからペレ食いにさせたかったのにはいくつか理由があります。

 
その① シード食いは手間がかかる!

シードは当たり前ですが植物の種です。

殻をパキッっと割って食べることは文鳥にとってストレス発散にもなるそうです。

・・が!これだけでは栄養が偏るのでカルシウム補給のボレー粉とビタミン補給のネクトンを追加する必要があります。

共働きのねぼすけ夫婦が朝の僅かな時間にシードと水とネクトンとボレー粉を用意するのは大変な作業。

しかも我が家の雛ピッピまめむは何度かボレー粉を上顎に詰まらせて「あがあが」させた前科?があるため毎日すり潰して与えていました。

 

それに比べてペレットはあらゆる栄養が一粒に全て入っているので、それさえあげれば基本的には副食は必要ない!

これは忙しいカイヌシにとって か な り 魅力的です。

餌の種類が少ないと量の管理もしやすいですからね!

 

その② いざというときシードが助けになる!

これは飼育本の受け売りですが、体調を崩して食欲が落ちてしまった時、普段あげない大好きなシードをあげることで食欲を刺激する効果があるとのこと。

やっぱり大好きなものはいざって時までとっておかないとね!

 

 

ここでシードとペレットの長所・短所をまとめてみたいと思います。

  •  シード

メリット

・食いつきがいい!つまり大好き!

・殻をパキパキ割ったり、いろいろな味があり楽しめる ストレスにも◎

・ペレットに比べて安価

・どこでも手に入りやすい

・比較的保管が楽

デメリット

・栄養がかたよる

・物によっては脂質が多く肥満になりやすい

・好きな物だけ選んで偏食になりやすい

・殻が飛んで散らかる

 

  • ペレット

メリット

・必要な栄養素をこれ1つで摂取できるため準備が楽

・栄養管理がしやすい

・殻が出ないので散らかりが少ない

 

デメリット

・食いつきが悪い(慣れればあまり問題ない)

・保存料を使っていない商品は保存に手間がかかる

・ほぼ輸入品のため供給・価格が不安定

・シードに比べると値段が高い

 

んー

 

書き出してみると甲乙つけがたい・・・

 

でも、ここはカイヌシがどのメリットを一番に求めているかが大切!

これは飼育方法ブログではなく飼育してみたブログなのだぁああああ!←逃げ

 

というわけでまめむを「シード食」から「ペレット食」に切り替える長い、それはそれはながーーーーい計画が始まるのでした。

 

*  *  *

時は2017年9月某日

まめむ生後5ヶ月

ついにペレット移行を開始したカイヌシ!

まめむに気が付かれぬよう(?)1週間~10日に0.2グラムずつ、体重を確認しつつシードを減らし、ペレットを増やす作戦を開始。

 

体重に関しては、実は虫下し大作戦の時にお医者さんに何グラムまでなら減っても大丈夫かを確認済みでした。

返答は「体重の1割くらいは平気ですね」とのこと。

えっ、そんなに・・・と驚くとともに少し勇気づけられたカイヌシ。

 

始めてしばらくは、ほぼシードで満足そうなまめむさん。

ペレットなどほぼ見向きもせず、シードばかりをついばむ。

 

朝入れたペレットをほぼそのまま捨てる日々がしばらく続きましたが、1カ月を過ぎてついに変化が!

 

シードが2.8グラムを切った10月某日。

毎日記録している食事量に変化が!

まめむの1日の食事量はだいたい4~5グラムほど。

ペレットが半分近くになってくると空腹に耐えかねてペレットに走る模様。

がぜんやる気が増してくるカイヌシ!

 

どんどん減らすよ~どんどん~

ホ~ホッホッホッホ~!

 

* * *

そして、シードが2グラムを切った11月某日。

今までシードとペレットを入れていた餌入れを交換。これでメインの餌入れにはペレットのみ。

ついでに今まであげていたハリソンのハイポテンシーからアダルトライフタイムという成鳥用ペレットも混ぜ込んで少しずつ切り替え。

心なしか爪の伸びるスピードが遅くなったような・・・ならないような。

 

この頃になると明らかにシードが少ないのはまめむ自身わかっていて、朝シードをケージの中に入れた瞬間キャルキャル威嚇してシードを強奪!

シードにかなり飢えているご様子。

 一方ペレットに対してはまるで無反応。。。わかりやすすぎる!

君の将来を考えてのことなのに!少しくらいカイヌシに気を遣ってくれたって・・・(泣)

 

そんなまめむの様子に少しだけ心を痛めながらも食事改革を推し進めたカイヌシ。

年末にはついにシードが1グラムを切った!

 

一応全体の7割はペレットとなり、主食ペレット、副食シードと言えるくらいにはなったはず。

ここでもうペレット移行を終えてもいいのではないか?と再度カイヌシ会議を開催するも、当初の目的「シードを特別なものにして、いざという時の病人食にする」を達成すべく、心を鬼にしてさらなる「完全なペレ食い化」をすすめるとの結論に至る。

 

・・・が、しかし

 

完全にペレットにするつもりだったカイヌシも、毎朝目を輝かせながら少ないシードを一心不乱についばむまめむを見て鬼にはなりきれなかったのです。

「完全にシードを無くすのは可哀そう」ということで0.2~0.3グラムはシードを残すことで落ち着きました。

人間も文鳥も食事に楽しみがなくっちゃね!

 

と、いうわけで

2018年1月末日。

 

長かったペレット移行は

シード0.2グラム

ペレット5グラム

で「ほぼ完ペレ移行完了」となりました。

 

お疲れ様でしたーーー(長かったー)!!

 

5カ月

思った以上に長い時間がかかりましたが、まめむに不要なストレスを与えずうまく移行できたのではないかと思います。

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我が家ではまめむの体重と食べた量をこんなグラフにして管理しています。

こうしておけば体重の増減にもいち早く気が付くことができるので健康管理&これからペレットに移行しようとしているカイヌシさん!おすすめですよー

細かい変化もコツコツと続ければ大きな変化になりますね!

 

それではみなさん

良いぶんちょライフを~

 

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