今日のまめむ

初めて我が家に文鳥の「まめむ」がやって来た!文鳥ビギナーの飼い主がありのままの鳥との生活をお送りします。

能ある文鳥は爪を切られる!?~チキンなカイヌシの爪切り挑戦記~

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まめむ「うぉおおおおおおおおおお!」

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まめむ「あづいあづいあづいあづーーーーーーい!」

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まめむ「ふぅ。毎日暑すぎ(# ゚Д゚)」

カイヌシ「ボッサボサやね」

まめむ「この夏しっかりエアコン代稼いでね!カイヌシ!!」

 

***

 

全国的に猛暑が続いておりますが

皆様、皆文鳥様いかがお過ごしでしょうか?

 

暑さには比較的強いはずの我が家の若様ですが、さすがに暑すぎるのか「口ぱかー」を繰り返す上に、活動も鈍くなってしまったので、エアコンをあまりつけない我が家もついに「まめむ様の健康のため」と理由をつけてほぼ1日中29度設定のエアコンをフル稼働させております!

 

そんなこんなで電気代の請求に戦々恐々としながらも、おこぼれエアコンのおかげで快適にブログが書けております。

まめむ!ありがとう

カイヌシ頑張って稼ぐよ!

 

そんなカイヌシがお送りする「まめブロ」

 

今回のテーマはずばり

「爪切り」です

 

以前の記事でも書いたように、チキンなカイヌシ達は初めての爪切り(嫌われ役)は獣医さんに任せてしまえばよい!と責任放棄し合理的な判断により免除されておりました。

しかし、思っていたより文鳥の爪の伸びるスピードが速い!!

 

飼育本には「3歳くらいから爪切りを必要とする文鳥がいる一方で、一生爪切りを必要としない文鳥もいます」と書いてあったのに。

すでにお迎えしてすぐの健康診断と前回の爪切りと、この世に生を受けてから2回も切っている!にもかかわらず!!食べ物にもよるのかもしれませんが・・・

 

このペースで毎回獣医さんに頼んでいてはとても無理!と悟ったカイヌシ・・・

ついに意を決して、自らの手で爪を切ることに。

 

しかし!

文鳥の爪には途中まで血管や神経が通っているため先端だけを上手に切る必要があります。そのうえ相手はイマイチ言葉の伝わらない鳥。

「じっとしてて!」と言ったところでするわけもなし。

切る瞬間にジタバタされて切ってはいけないところを切断してしまったら!!!

 

 

うあぁぁぁぁぁ・・・・(;´Д`)

考えるだけでも恐ろしすぎる・・・!!!

 

しかし切らねば!

我らが切らずして誰が切る!!

 

幸い我が家は2人でお世話をしているため、手は4本!

1人が保定&爪を切る脚の固定、もう1人が爪切りを扱うというプライドの欠片もない

2対1の極悪非道反則攻撃(?)で技術の無さをカバーする作戦に出る。

 

「たとえ悪に身をやつそうとも!卑怯者と罵られようと・・・無事に爪が切れるのならばそれでよい!!」

 

肝心の爪切り本体も下手くそ初心者だからこそ、色々探して切れ味の良い高級品を用意!!

 

 

最悪失敗した時用に止血剤も忘れずに!!

 

 

万全の態勢で、いざ!切らん!!

 

猛禽類が小鳥を襲うかの如くまめむを保定!

 カイヌシはこの日のために学習期の雛の頃から猛禽類のような保定の練習をしてきていたのである!!!

 

まずはタオルで視界を塞いで大人しくなったうちに切る「見えないうちにほら出来上がり!」作戦を決行!

 

・・・しかし!

保定されて呆然としているまめむの頭にタオルをかけた途端、まめむの反撃が!!

 

「いーーやーーでーーごーーざーーるーー!!!」

ジタバタジタバタジタバタジタバタ!!

 

うおぉぉぉぉ(;゚Д゚)!!!

 

初爪切りにそれでなくても緊張し、さらに手際も悪いカイヌシはこの反撃に大混乱!

早々にタオルを捨てる弱腰カイヌシ達。。。

 

どうしよう~~(;´Д`)

 

しかし、タオルがなくなりカイヌシたちの顔や手先が見えるようになると、ジタバタ→もぞもぞレベルに反撃が軟化。

 

おっ!

 

これはチャンスとばかりに

「いい子だね~~」

「大丈夫だよ~」

 

と、優しい声をかけながら少しずつ切る「褒め殺しどさくさまぎれの爪切り作戦」を開始。

 

血管を傷つけてしまっては大変なので、まずは短めに少しずつカットを狙う。

文鳥は前3本後ろ1本の爪があるため8回切らないと完了しない。

初めのうちは訳が分からずじっとしていたまめむも次第に体をねじらせて脱出を試みるようになり、特に短い前の爪はなかなかターゲットが定まらない。

 

しかも文鳥の脚、なんであんなにぷらんぷらん なんでしょう。

挟んで掴むと脚先には全く力が入らず、それはもうぷらんぷらん

しっかり爪の付け根に近い部分を持たないと、とても安定しない。

 

「もう少しだよ~」「ほらいい子だね~」と自分たちにも言い聞かせるように声をかけ続け、やっとの思いで切り終えた時には手汗でまめむの羽毛はぐっしょぐしょ。

 

でも止血剤は使わずに無事爪を切ることができました。

切った角度がちょっと変だったみたいで、最初の着地時は少し脚を滑らせてましたが・・初めてなのでご愛敬ってことで!!

 

ただ、爪切りに関してカイヌシが恐れていたことがもう1つ。

「こわいことされたでござる!!」とまめむがカイヌシに寄り付かなくなってしまうこと。

爪切り(保定)をするとしばらくは寄ってこなくなるという話もちらほらと聞いていたので、そこが心配でした。

 

そこでカイヌシ達は爪切り後のぐしょぐしょまめむにすぐさま賄賂(粟穂)を!

久しぶりの粟穂に身だしなみも忘れてがっつくまめむ。

そして恐る恐る差し出したカイヌシの手に・・・「ぴょん」と飛び乗る。

 

!!

よかったーーーー(ノД`)・゜・。

 

まめむにとって初の「カイヌシによる爪切り」は、「カイヌシこわい」体験にはつながらなかったようで、心の底から安堵したのでした。

 

まめむ!!

いい子すぎる!!!

 

(またしても親バカでブログを締めくくろうとするカイヌシをお許しください)

 

***

 

今回やってみて思った」感想は・・

「飼育本みたいに1人でやるの・・・無理じゃね?(´゚д゚`)」です。

 

1人で、しかも複数羽のぶんちょたちの爪切りをこなしている飼い主さん、尊敬!!

だからみなさんの家でも、慣れないけど爪切りにトライしてみよう!という時はぜひ、2人での作業から始めてみてはいかがでしょう。

2人だと1人が文鳥の様子を観察しもう1人が爪に集中できるため安全度・安心度が格段に向上します。

 

初回の爪切りで文鳥に「爪切りは怖い」と思われない為にも!

家族に悪事の片棒を担がせ協力してもらい、文鳥に爪切りは怖くない・痛くないんだよ!ってわかってもらう。

それこそがその後の爪切りライフを円満にする秘訣ではないでしょうか。

 

 ***

 

カイヌシが驚いた爪切りトリビア

 

飼育本やネットではしばしば止血用に線香が用いられるという情報が。

原理は簡単で、傷口の血管を焼いて止血するそうです。

 

(;´∀`)

 

はい?

傷を焼いて止血??

ランボーなの?

ワイルド気取りなの??

 

そんなこと絶対出来ない!!!!

 

と、止血剤を買ったカイヌシですが。

 

ある日ネットで「止血剤も、薬品で患部を焼いて止血する原理は同じ」との記事を発見。

(つまり、容易に爪以外の傷口に塗れるようなものではないということ)

 

(ノД`)・゜・。どっちもつかえないよぉおおおおおーーーー

 

この事実にはショックを受けましたが、止血剤はあくまで最後の砦。

使わないに越したことはないので、チキンのカイヌシはこれからもチマチマと爪を切っていく所存であります。

 

獣医さんにも「こわくてちょっとずつしか切ってなくて(;´∀`)」と言ったところ「それでいいと思いますよ~」とチキン上等とのお墨付きもいただきました。

あ~よかった。

 

***

 

 

 

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まめむ「暑いからセミの真似してみたんよ」

カイヌシ「網戸にいたずらしちゃダメだよ!」

 

 

爪切りは日々精進!!

 

爪をスッキリさせて素晴らしいぶんちょライフを~

 

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