運命のぶんちょ①オレンジ1号に出会うまで
だ~いすきなのはーあわほぉーのたねぇ~♪
トイレットペーパーの芯の上からコンニチハ!
今回の「まめぶろ🐦」は我が家が文鳥飼いたいテンションをどうやって妄想から現実にシフトしていったかのお話です。
もともと鳥との生活に憧れを抱いてはいましたが、文鳥を飼っていたのは幼き頃の僅かな記憶のみ、ちゃんとお世話したペットなんぞ実家のお犬様以外まったく経験がない!しかも共働き!!ハードル高!!!ということで、まずはイメージトレーニングのための本を4冊購入。
最初はライトに漫画から。とにかく文鳥の絵がカワイイ!見るだけで白文鳥を飼いたくなる!そんな作品です。作者さんと白文鳥スピカくんに起きたことをありのままに描かれているのですが・・・ありのまますぎて若干ビビッてしまいました。主人公のスピカくんはかなりの虚弱ちゃんのようで、温度管理、物音、下痢、換羽障害…etcと「我が家は共働きなのにスピみたいな子が来たらどーーーしたらいーーーのぉぉぉおおお」って感じでしたが文鳥とのリアルな生活を気軽に体験できる一冊です。なんだかんだ言ってオススメ!
1冊目の「すぴすぴ事情」の続編。3歳以降のお話ですが、雛のころの回想も収録されて前作よりもさらに読み応えがアップしています…が生き物を飼う上で必ず訪れる「お別れ」の内容も詳しく書いてあります。私は何度読み返してもお別れの場面で号泣してしまいます。涙、鼻水だらけになりますがオススメ!ぜひ2冊セットで!!
最初に買った飼育本。飼育や文鳥の種類、かかりやすい病気など基本的なことはすべて載っているので、「何冊もいらんわ!アタマ混乱するだけ!!」という方はこの1冊があればだいたいOKだと思います。ところどころにある「文鳥グッズ」や「文鳥作品」等の紹介もオモチロイ!健康チェックシートの原紙が巻末におまけでついてきます。
2冊目に購入した飼育本。購入理由はずばり!「ジャケ買い!!」表紙もカワイイですが中にもカワイイ写真がてんこ盛りです♪内容は特に雛の時期のことを詳しく書いてあり、挿餌から育てようと思っている方にオススメ!
白文鳥の表紙をジャケ買いしたように我達は、この時はまだ何色の文鳥さんをお迎えするかはっきりは決めていませんでした。私は「白文鳥のオモチみたいなスタイルもカワイイなぁ~」「桜文鳥のペンギンみたいなのもカワイイなぁ~」といった感じ。でも実際見て「あ!この子だ!!」って思えたら何色でもいい!そのためには「運命の1羽」を探さなければなりません。だって文鳥から会いには来てくれないですからね。
とある休日にバイク2人乗りで文鳥巡りを決行!
いざ!
運命の1羽よ!いずこぉー!!
この数年で近所の鳥専門店が立て続けに店をたたんでしまったので、文鳥難民な我々はとりあえず近場の大型ホームセンターのペットコーナーへ。
1軒目きれいなペンギン柄になりそうな桜文鳥の雛を発見!さっそく店員さんに話を聞くと体は大きめだが挿餌卒業まで2週間とのこと。我が家は共働きでつきっきりの育児は難しい、親の手を少し離れた挿餌卒業ギリギリくらいの雛を探していたので、挿餌卒業まで預かってもらえるか?と聞くとその場合ペットホテル代1日2000円×14日=28000円になります
とのこと
んなアホなぁ!!!!( ノД`)
「ホームセンターはでかかった。。。だがそこに文鳥の神はいなかった」
byゆーりいががーりん(嘘)
予約もできないので2週間後にこの子がいる保証もないことや、みんな同じことを考えているので挿餌卒業間近の子が1番売れていく。という現実を突きつけられトボトボと退散。しかーし!まだ郊外の大型店が残っている!気を取り直しバイクを走らせます。途中Googleマップ様のナビに惑わされながら5月とは思えない炎天下の中を走り大型店のペットコーナーに!
うーーーーん
確かにいろんな種類、たくさんの個体数。でも何か違う。さっきの店でもうすうす感じていた違和感の正体に気が付く。
休日のホームセンターは家族連れがとても多い。走り回る子供。たたかれるケージ。仮面ライダーのおもちゃをケージに突っ込まれおびえる文鳥。商品を棚に陳列するのと同じ手つきで淡々と世話をする店員さん。個人のお店でもチェーンの大型店でも「鳥達」は「商品」であることには変わらない。でもなんだかとても「愛」が無い。そんな空間に疲れを感じながらバイクのもとへ・・・
「今日のぶんちょ探しは失敗かなぁ。。。」とだめもとで鳥屋さんを再検索。すると我が家から2つ隣町に個人でやっている「千葉屋鳥獣店」なる店がヒット!東京なのに千葉とはこれいかに、と思いつつもとにかくGO!
東京の下町情緒が残る小岩にある老舗鳥獣店。。。
なんか聞こえは風情があってよろしい感じですが、実際店の前まで来ると「ただの民家やないかーーーーい!」といった佇まい。しかも駐車スペースも無い。
一言でいうなれば「入りづらーーい( ノД`)!!」
1日炎天下を走り、ホームセンターでぶんちょの神に振られまくった我々のライフはゼロ寸前。そこに現れたラスボスの城のごとき「千葉屋鳥獣店」。
Googleマップによるとこの辺り…のはずなのに、それらしき店がまったく見つからずスルー。
引き返してもう一度探してみてもやっぱり見つからずスルー。
3度目の正直でやっとターゲットを発見するも、駐車スペースを見つけられず泣く泣く目の前をスルー。
あげくのはてにはリベンジしようとUターンに使った道が一方通行だらけで迷子になるというハプニング続き!
私達のライフもいよいよ残りわずかとなり、コマンドは「逃げる」か「突入する」かのどちらか!
ここで諦めては…運命の出会いを永遠に逃してしまうんじゃないのか!!?
本当にそれでいいのか!!?
負けそうな心を奮い立たせて、店の前にバイクを難着陸、そして店内に突入!!!
いきなり金ネックレスの怖そうなおっちゃん登場!城に入っていきなりラスボスかい!もーおしまいやーーーー(´;ω;`)
意を決して
えじ・こんぶ「あ…あのぶんちょの雛…居ますか?」
おっちゃん「いっぱい居るよ!」
と言って小さなケージに入った雛達を見せてくれました。しかもケージの入り口をパカッとオープン!すると1羽の文鳥が中から飛び出して下手くそな羽ばたきで店内バサバサ飛行。あっという間におっちゃんに捕まり、そのままその子をこちらの手の中に渡すではないですか!!!
「さては抱かせて情を移す作戦だな!!」
「ソノテハクワナイヨーーー」と警戒したものの、その小さき者は手の中でスヤスヤ居眠りを始めるではないですか!!カワイイ!!かわいすぎる!!!しかもこのおっちゃんぶんちょに話しかけたり匂いを嗅いだりすごく鳥好きそう!
よく見ると店内は綺麗に掃除されていたり、みんな新鮮な青菜をもらっていたり。同じ鳥を売る空間なのにさっきまでと大違い!
極めつけは「今日とりあえず選んだ子が挿餌を卒業するまでは無料で預かるし、次会いに来た時に違う子が良ければキャンセルしてもいいよ!」と言われてしまったので、最初に出てきた子を仮予約。
情が移らないように足輪のカラーにちなんで彼を「オレンジ1号」と名付け、1週間後に見に行って、それでも迷わなければオレンジ1号にしよう!と決めその日は帰宅しました。
その②に続きます🐦
とっても鳥好きなおじさんとおばさんのお店です(*'▽')🐥
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